第1回SAS一般向け案内


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第1回信州アディクションセミナー

〜防ごう未成年飲酒〜

[日時]2010年9月19日(日)10:00-16:00
[場所]松本市Mウィング 長野県松本市中央1-18-1 (中央公民館) 大ホール他
[基調講演]後藤恵先生(成増厚生病院・精神科医)
[メインプログラム]各自助グループメンバーによる体験発表・モデルミーティング

昨今、有名人によるアルコールや薬物のトラブルが報道され、一般の方の関心が高まっています。しかし単に未成年飲酒や薬物などの危険性を強調するだけでは、若者に自分の身にも起こる問題としてなかなか捉えてもらえません。「依存症になるのは意志の弱い人たちで、自分はそうはならない…」その考えが間違いだったことを知るのは、依存症になってしまった後です。

今回のセミナーでは、依存症になった人の体験や、専門家の意見を伝えることで、若者にも大人にもメッセージを送ります。
しかしいたずらに飲酒や薬物の危険性を煽るばかりでは、すでにトラブルを抱えてしまった人が「助けて欲しい」と言いだしづらい社会になってしまいます。
そこで、私たちは同時に問題解決(自助グループ)への手がかりを提供します。今回のセミナーは、アルコール・薬物・ギャンブルなどの依存症の人、またその家族の人、アディクションのある家庭で育った人が集まって問題を解決する「自助グループ」がその存在をアピールします。

青少年の教育、健全育成、非行防止に関心をお持ちの方。すでにアディクションの問題を抱えている方や、その影響を受けている方、関心をお持ちの方、ぜひご参加ください。

平成18年に長野県が行った調査では、高校1年生の4%が週数回以上飲酒していることが報告されています。長野県は未成年の飲酒率が全国平均より高くなっています。
なぜ未成年の飲酒が禁じられているのでしょう?若年(未成年)の飲酒は、脳やその他の臓器への影響が大きく、アルコール依存症になりやすいこと。また進行が早く、すぐに深刻な状態になりやすいからです。また、依存症の人の子は、成人後に依存症になりやすいことが知られています(世代間連鎖)。未成年飲酒の予防は世代間連鎖を防ぐためにも有効です。

後藤恵先生プロフィール
 京都府立医科大学卒業。ロンドン大学精神医学研究所に留学。嗜癖行動科学部門、専門医の資格取得。帰国後、高月病院、東京足立病院を経て、成増厚生病院で急性期治療、困難ケースを担当。アルコール依存症の若年者や女性、家族等の回復についての研究を続けている。日本精神神経学会専門医。日本アルコール薬物医学会評議員。

●主催/信州アディクションセミナー実行委員会
●後援/松本市、長野県精神保健福祉センター、長野市、
 長野県社会福祉協議会、長野市社会福祉協議会、松本市社会福祉協議会

お問い合わせ:信州アディクションセミナー実行委員会 事務局
TEL:090-9666-2507/メール: shinshu.addiction.seminar@gmail.com
プロの託児スタッフがスタンバイ。お子さんの部屋を用意しました!
…セミナー中、2歳から小学生までのお子さんを、プロのスタッフがお預かりします。9月12日までに上記事務局までご相談下さい。

今回のセミナーはアサヒビール株式会社の未成年飲酒予防基金の助成事業となっています。
[チラシ(PDF)]
 (注)PDF表示に対応しているケータイでのみご覧いただけます。

信州アディクションセミナー実行委員会